総合公園で23日、市は総合防災訓練を実施した。消防と警察、陸上自衛隊、災害医療チーム、建設業協会、東京電力など関係機関42団体から約350人が参加。余震で家屋が倒壊、車両の衝突事故が発生したことを想定し、被害情報の収集伝達から負傷者救出、災害救助犬を投入した捜索、傷病程度に応じて治療の優先度を選別するトリアージ、負傷者搬送まで一連の救助活動を訓練した。
会場には防災に関する展示もあり、起震車や4月に配備された災害対策支援車と水陸両用バギーが登場。電気や下水道といったライフラインの応急復旧、倒壊した建物のがれき除去、炊き出しの訓練も行われた。
また、市自治会連絡協議会のうち富士見・松原・崇善地区の3連合会では自主防災組織を中心に住民の安否確認と情報収集伝達、負傷者の搬送、避難所開設の訓練を行い、災害発生直後の対応を確認した。
雨が降る中での訓練を見届けた落合克宏市長は「関係機関と協力し、絆を深めて災害に強いまちづくりを進める。地震に備えて市民の皆さんには自分自身や家族を守る自助、隣近所の人と助け合う共助の意識を持ってほしい」と述べた。
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