市は、自宅からバス停への移動に自転車を使うサイクル&バスライドの推進や、自転車走行帯の設置、平塚駅周辺の駐輪対策などを盛り込んだ自転車利用環境推進計画素案をまとめた。
計画によると、平塚駅から秦野、伊勢原、本厚木の各駅を結ぶ3路線で、平塚駅から3Km以上離れたバス停付近に駐輪場を設置する。【1】金融機関や商業施設、公共施設などが集積している【2】公共交通不便地区から最寄りのバス停【3】午前7時〜8時に10本以上のバス運行があるという条件に照らし合わせ、整備効果の高いバス停を選定。外縁部に向けて段階的に整備する。
自動車の速度や交通量に応じた「自転車道」「自転車専用通行帯」「車道混在」の走行帯整備については、平塚駅約1Km圏域から優先的に着手。自転車動線を認識しやすくする法定外路面標示も設ける。
放置自転車については、平塚駅周辺の駐輪場整備と買い物客などへの駐輪対策に分類して解消を図る。
南口周辺では、放置自転車と駐輪場定期利用の空き待ち、駅南側居住者で北口の駐輪場を利用している台数を合わせ、計440台分の駐輪場整備を進める。駐輪場の空き台数に余裕がある北口周辺では、駐輪場の適正利用で放置自転車の収容が可能という。
買い物客への駐輪対策では、地元商店会や事業者が空き店舗の活用などで主体的な駐輪場の整備運営にあたるよう働きかける。
2027年を目標に計画を進め、市ホームページなどで進捗を公表する。計画に対するパブリックコメントを12月8日まで募集。問い合わせは市交通政策課【電話】0463・21・9840。
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