神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2015年10月22日 エリアトップへ

学内でネイティブ英語体感 東海大 インターナショナルカフェ

教育

公開:2015年10月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
英語メニューの前で笑顔を見せる小林さん
英語メニューの前で笑顔を見せる小林さん

コーヒーと共に会話を楽しんで

 東海大学湘南キャンパス内のカフェ「ドトールコーヒーショップ東海大学店」が先月16日、「英語しか使えない」インターナショナルカフェとしてリニューアルオープンした。同大4年生で、スタッフとして働く教養学部国際学科の小林紫野(しの)さん(23)に話を聞いた。

 学生たちに、授業以外の時間にも、気軽に英語に親しんでほしいというコンセプトでオープンした同店。「Welcome to DOTOR. May I help you?」と流暢な英語で接客する小林さんは、昨年1年間オーストラリアに留学した経験を持つバイリンガルだ。通訳を目指し、これまでもカナダやハワイ、イギリスなどで英語に触れてきた。

 7月にインターナショナルカフェがオープンすることを新聞で知り、「留学から帰国後も、日常的に英語に携われるのなら一石二鳥」と、求人に応募、採用された。

 店内にディスプレーされているポスターやメニューも英語表記の同店では、スタッフ育成のためのマニュアルもすべて英語という徹底ぶり。ネイティブの講師が接客の研修を手伝うなど、大学の特性を生かして運営している。

 オープン直後は「メニューが英語表記だからやめよう、と引き返してしまう方もいました」と小林さん。「日本語は話せないんですか?」と利用者から尋ねられることもあったが、「完全英語カフェ」のスタッフとして、「日本語はダメ」と英語で謝るなど、もどかしい思いをすることもあったそう。地域の人が利用することも多く、小林さんは「お客様によっては表現を短くしたり、ジェスチャーを加えたり、伝わるように工夫するのは、大変ですがやりがいがあります」と笑顔を見せる。

 オープンから約1カ月が経った今では、日本語が苦手な留学生だけでなく、「英語の勉強になるから」と毎日通う日本人学生の姿も見られるという。「本場の英語に触れたいと来店される方もいるので、正しい文法を心掛けています」と小林さん。同カフェの接客はオーストラリアやアメリカなど現地のものと比べると、かなり丁寧だという。「今まで学校の授業で練習してきたような言い回しなので、耳馴染みがあると思います」と、気負わずに練習のつもりでカフェを利用してほしいと話す。

 「カウンター越しに話して仲良くなった留学生もいて、交流の場としては最適。ベネズエラ人留学生がスタッフとして加入するなど、ますますグローバルな場所になりそうで嬉しいです」と小林さん。インターナショナルカフェの「看板娘」として訪れる人々を英語で迎え入れる。

買い物ついでにぜひお立ち寄りください

記念硬貨・金貨・銀貨、古銭など高価査定中!

https://kaitorikinfuji.com/

<PR>

平塚版のローカルニュース最新6

Jr大会の参加者募集

平塚市テニス協会

Jr大会の参加者募集

桃浜町で7月30日から

5月18日

匠建設が60万円寄付

匠建設が60万円寄付

能登半島地震支援で

5月17日

新カピバラ「ガンモ」公開

平塚市総合公園

新カピバラ「ガンモ」公開

カッピー「後任」新居で悠々

5月16日

登山家の父 生誕150年偲ぶ

中央図書館

登山家の父 生誕150年偲ぶ

岡野金次郎展 30日まで

5月16日

5月20日に臨時会

平塚市議会

5月20日に臨時会

補正予算など審議

5月16日

柴・丸山ペアが準V

柴・丸山ペアが準V

ビーチバレー平塚大会

5月16日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook