全国で約7500人の卓球少年・少女がしのぎを削る「全農杯 全日本卓球選手権」の神奈川県予選大会(5月3日、川崎市多摩スポーツセンター)で、小学2年生以下の部に出場した涌井唯羽(ゆうは)君(山下小2年)が3位に入賞し、7月の全国大会への出場を決めた。
涌井君は、3人一組の予選リーグを2勝し、1位で通過した。5人で競い合った決勝リーグは、先に2勝を挙げ、良い流れで後半戦へ折り返す。しかし連戦の疲れからか、3試合目は相手をマッチポイントまで追い込んだが逆転され、4試合目も負けを喫した。2勝2敗で決勝リーグ3位。全国大会出場の切符を掴んだ。
毎週月曜日と土曜日に小田原市の卓球クラブに通い、水曜日は旭南公民館の卓球教室に参加している。自宅リビングに卓球台を置き、高校で県ベスト4を経験した父や小学5年生の兄と日々腕を磨いている。ラケットを持った表情は真剣そのもの。将来の夢を「パパみたいに強い卓球選手」と目を輝かせていた。
試合の感想を「疲れたけど、勝てて嬉しい」と喜びをあらわにし、「パパに『勝ったよ』と直接会って伝えたい」と単身赴任で仙台にいる父に向けて思いを語った。全国大会に向けては「全国のライバル達は怖いけれど、全勝する」と意気込む。全農杯全日本選手権大会は、7月29日〜31日、グリーンアリーナ神戸で開催される。
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