今年5月に発表した海岸周辺の整備方針「ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ」の中で検討を進めている龍城ヶ丘プール跡地とビーチパークの津波避難施設について、落合克宏市長は市議会定例会で「2020年東京オリンピック・パラリンピックを目指し、整備を進めたい」と意欲を示した。6日、鈴木晴男議員の質問に答弁した。
市は同方針で、龍城ヶ丘跡地に海の見えるカフェや津波避難機能を備えた施設を検討、ビーチパークでも海水浴客らの避難施設を視野に入れている。市は9月補正予算案に費用を計上し、現地測量や地質調査などに着手。調査後に具体的な設計に移り、20年までの整備を目指したい構えだ。
魅力アップチャレンジは、さがみ縦貫道路など広域交通網の整備効果を生かすため、龍城ヶ丘跡地とビーチパークの他、湘南海岸公園やなぎさプロムナード、漁港周辺の5つのゾーンについて魅力向上のための方針を示している。
議会では、ビーチパークで指定管理者が試験開設したバーベキュー場についても報告され、8月の13日間で131組1248人が利用。約9割が再利用したいと答えたという。市はバーベキュー場について「今回試行した結果を分析し、市として何らかの方向性を考えたい」と答弁している。
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