攻撃陣を牽引した山田（写真提供／湘南ベルマーレ）
スタジアムの一角を陣取る湘南サポーターが歓喜したのは開始６分。ドリブルで相手をかわした山田がエリア外からミドルシュート。これがそのまま突き刺さり、湘南が先制する。37分にはジネイの折り返しに高山が合わせ追加点。まさに「たのしめてる」プレーで選手が躍動し、前半を終える。
後半早々にはＰＫで１点を返されるも、60分には山田が１対１で闘莉王を華麗にかわし、角度のないところから強烈なシュート。相手の闘将に「スーパーゴール」と言わしめて追加点を奪う。守備では前節に続き梶川が好セーブの活躍を見せ、３対１で勝利。降格が決まった名古屋に配慮して勝利のダンスこそ踊らなかったが、リーグ戦を２連勝で締めくくった。試合後、曺監督は「魂のこもった良いゲームをしてくれた。Ｊ２から再スタートする中で今までの良いものを継続し、負けてもブレないということが大事」と思いを語った。
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