燃え上がるサイトの様子（写真は昨年）
国の重要無形民俗文化財に指定されている大磯町の「左義長」が１月14日（土）、北浜海岸で行われる。
左義長は小正月（１月15日前後）に家内安全や無病息災を願って行われるセノエカミサン（道祖神）の火祭り。正月飾りや竹、松で作った高さ８メートルのサイト９基に、午後６時30分よりその年の恵方の方角から一斉に点火する。
サイトの火でだんごを焼いて食べると「１年間風邪をひかない」と言い伝えられており、会場の周辺５カ所で、だんごと竹竿のセット（７００円・個数限定）が当日販売される。
また大漁を願う行事「ヤンナゴッコ」では藁縄で編んだ仮宮を海に入れ、褌姿の男性たちが浜方と陸方に分かれて綱を引き合い、厄払いを行う。
左義長の開催を継続するため、今年もオリジナル清酒「大磯左義長（１２４０円）」の販売も行われ、一本につき２００円が大磯左義長保存会に寄付される。
問い合わせは大磯町観光協会【電話】０４６３・６１・３３００。同協会ホームページに案内チラシを掲載。〈会場アクセス〉ＪＲ大磯駅から徒歩10分。
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