平塚市は2月8日(水)、「市イクボス宣言企業登録制度」に関連したシンポジウムを市教育会館(浅間町)で開催する。同制度に登録した市内企業による合同宣言式をはじめ、イクボスの「元祖」とされる川島高之氏の講演会が開かれる。
「イクボス」は、部下のライフ・ワーク・バランス(仕事と私生活の調和)を考えながら、会社の業績を上げていく経営者や管理職らを指す造語。
市では昨年4月、落合克宏市長と幹部職員が県内の他市町村に先駆け、イクボスになると宣言。地元企業にもイクボスの輪を広げようと、同制度を創設し、働きやすいまちづくりにつなげるよう取り組んでいる。
シンポジウムでは登録企業の宣言式を実施。講演会では、父親の仕事と育児の両立などを支援するNPO法人ファザーリング・ジャパン理事の川島氏を講師に迎える。イクボスの元祖としてNHK『クローズアップ現代』で特集されるなど、注目を浴びる存在だ。
市は、市内企業の管理職、人事労務担当者、イクボスに関心のある市民を対象にシンポジウムへの参加者を募っている。市人権・男女共同参画担当は「シンポジウムによってイクボスへの理解を広げ、登録企業が増えるきっかけになれば」と話している。申し込みや問い合わせは同担当【電話】0463・21・9861へ。
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