障害者生活介護事業所「進和万田ホーム」(万田)で先月28日、毎年恒例の「天神まつり」が行われた。
同まつりは1月25日の初天神に合わせ、同所が設立された1966年から行われている。所内の一角には学問の神様とされる菅原道真が祀られており、参加した地域住民や施設利用者らは、列をなして学問向上や無病息災を祈願した。
母親と4年ぶりに参加したという花水小学校4年の石川輝くん(10)は、「学業の神様にしっかりお願いをしてきました」と笑顔を見せていた。
施設内では、地域の交流を深めてもらおうと、進和学園茶道同好会が抹茶のおもてなしをする「お茶席」や絵手紙教室、陶芸体験なども実施された。
市博物館によると、同様のまつりは「天神講」と呼ばれ、江戸時代から全国各地で浸透していったという。個人で道真の札や像を祀っていた家庭も多く、市内にも同様に祀られている地区がいくつか存在している。
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