本格的な海水浴シーズンを前に県は、県内25カ所の海水浴場で実施した水質検査の結果を発表した。環境省の定める水質判断基準で「適」は3カ所、「可」は22カ所、湘南ベルマーレひらつかビーチパークは昨年と同じ「可」だった。
検査は5月8日から15日までの2日間、1日につき2回実施。採取した海水から、ふん便性大腸菌群数や油膜の有無、腸管出血性大腸菌O157など5項目を調査した。また放射性濃度の測定では、すべての海水浴場で放射性物質(セシウム-134、セシウム-137)は検出されなかった。
判定は適(AA・A)、可(B・C)、不適の3区分で、真鶴町の岩と湯河原町の湯河原の2カ所は、ふん便性大腸菌群数が低下したとして、AからAAに向上した。一方、横須賀市や三浦市など5カ所でCOD(化学的酸素要求量)の低下が見られ、AAからBへ2段階、大磯町など3カ所で1段階、判定が低下した。
海水浴場の開設は三浦市の三浦海岸と大浦、逗子市の逗子が6月30日で最も早く、湘南ベルマーレひらつかビーチパークは7月15日に海開きの式典を行い、8月31日まで開設される。
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