他会場の結果次第で、昇格が決まる可能性のあったベルマーレは名古屋グランパスと対戦した。
試合は序盤から得点を奪い合うシーソーゲームの展開に。4分、ガブリエルシャビエルに決められ先制点を奪われる。しかしチームを奮い立たせたのは、 今季怪我に苦しんだ菊地俊介。27分、右サイドからのクロスを山田がずらし、菊地がダイレクトでゴールを決め同点に。40分には敵陣でボールを奪うと、またも菊地がDFをかわし、冷静なシュートでゴール。湘南が逆転に成功し、前半を終える。
この時点で3位長崎が勝利したため、昇格決定は持ち越しに。シンプルにこの一戦の勝利を狙った湘南だったが、流れをつかんだのは名古屋だった。
50分、相手左サイドから入れられたクロスを、シモビッチが胸トラップから直接シュート。技ありゴールで同点に追いつかれてしまう。54分には意表を突いたセットプレーから玉田に決められ、再びリードを奪われる。湘南はボールが収まらないムルジャに代えて、古巣対決となる野田を投入。気迫のこもったプレーを見せるが、攻め手を欠きこのままタイムアップ。大一番を2対3で落とし、13試合ぶりの敗戦となった。
残り5試合。今週末の試合で長崎(勝ち点67)と名古屋(勝ち点65) が直接対決となるため、湘南(勝ち点77) は次節愛媛に勝っても昇格は決まらない。最短昇格は29日、ホームでの岡山戦にお預けとなった。
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