生徒の功績をたたえようと、平塚商業高校(金森慶一校長)がこのほど、特製の横断幕をお披露目した。
披露された幕は縦90cm、横180cmのフルカラー版。同高1年の後藤小柚妃さん(16)が昨年行われた専門学校主催の「簿記チャンピオン大会」で全国1位に輝いたことを記念して作られた特注品だ。
大会は「日商簿記検定」の模擬試験で公認会計士や税理士を目指す全国の大学生らが腕を競うもの。後藤さんは271人が参加した「日商簿記3級」の部に出場し、満点の成績で1位を獲得した。後藤さんは「簿記は高校で勉強を始めた。満点はうれしいし自信にもつながった」と振り返る。
本試験ではミス1つの高得点で3級をものにした後藤さん。現在は2級取得に向け、所属する簿記部の仲間と切磋琢磨して勉学に励む。将来は公認会計士になりたいといい、「一発で合格できるよう、しっかりと対策をして試験に臨みたい」と意気込んでいた。
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