「第68回湘南ひらつか七夕まつり」(7月6日〜8日)で、平成最後の織り姫がデビューする。全員が平塚市在住。牧石舞弓さん(18)、城麻美子さん(24)、井上和さん(22)に「平塚の顔」となる意気込みを聞いた。
牧石さん「憧れの織り姫を胸に一直線」
四之宮在住の牧石さんは法政大学1年生。織り姫との運命めいた出会いから応募した。中学生の時に教育実習に来ていた先生が、後の第65回織り姫の高橋香緒里さんだったという。その憧れから、「笑顔が素敵な人。いつか自分も」と夢を胸に秘めてきた。子供の頃から続けてきたクラシックバレエに加え、高校ではチアリーディングで全国4位と活躍し、表現力は抜群。将来はアナウンサーを目指しているという牧石さんは、「七夕はもちろん、平塚市全体の魅力を県外にも発信していきたい」と意気込んだ。
城さん「SNSで新しい織り姫を発信」
八重咲町在住の城さんは、都内企業で働く社会人。12歳の時に愛知県から平塚市に転居した。初めて見た七夕まつりの盛り上がりに驚き、以来まつりの大ファンになったという。「期間中は全日参加しないと気が済まなくて」と城さん。社会人になり、違う角度からまつりを盛り上げたいと織り姫に応募した。やってみたい事は、織り姫からのSNS発信だ。「公式ツイッターがあるので、イベント時以外もどんどんつぶやき、平塚市をPRしたい」とにっこり。さらに大学で栄養学を学んだ経験をもつことから、「料理も活かせたら面白いかも」とアイデアを膨らませる。
井上さん「海外にもまつりの魅力届けたい」
纒在住の井上さんは、早稲田大学4年生。母がミス伊勢原として活動していたことから、織り姫に興味を持った。「当時の母の活動を知り、私にも地域でできることがあるかも」と応募した。イギリスへの留学経験も持ち、英語も得意分野だ。「七夕まつりの魅力を海外にも伝えたい」と抱負を語る。また、絵を描くのが好きという井上さんは「地域の子供たちと市内の壁へのペイントなどやってみたい」とほほ笑む。将来は広告やマーケティング分野で魅力を引き出す仕事を目指しているという。
3人の織り姫たちは七夕まつりを皮切りに、市内のイベントや友好都市との催事に1年間参加し、市のPRとイメージアップに努めていく。
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