甘みが強く、贈答品として人気が高いハウスみかん「湘南の輝き」の出荷が、大磯町にあるJA湘南みかん選果場で始まった。9月上旬まで約40トンの出荷を見込む。
「冬場が寒く、燃料代も値上がりしたが、花付きを良くするためにハウス内を夏の温度に保つなど管理に気を配り、味の良いみかんに仕上がりました」。JA湘南ハウスみかん組合の神保正一郎組合長は太鼓判を押す。
露地ものに比べて4カ月ほど早く収穫できる湘南の輝きは、同JAが2005年に商標登録したブランドみかん。
生産者は11月ごろからハウス内を暖房し、水切りなどの潅水管理を行う。木への水分補給を抑えることで、実は甘さをたっぷり蓄える。5月上旬から収穫までは白い反射シートを敷き、色づきの良いみかんに育てる。
糖度12度以上、酸味は少なめで濃厚な味が特徴。中元やお盆の供え物などとして需要が高く、リピーターも多いという。
出荷されたみかんは、県内スーパーマーケットや平塚市寺田縄にあるJA湘南の大型農産物直売所「あさつゆ広場」(【電話】︎0463・59・8304)で取り扱っている。
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