鈴鹿サーキット(三重県)で今月3日と4日に開かれた4時間耐久のソーラーカーレースで平塚工科高校社会部(菅野忠一顧問)が、18歳以下のエンジョイクラスIで優勝した。昨年は8連覇を逃して涙を飲んだが、14人の部員が「いつも通り」を合言葉に立て直し、夏の鈴鹿を駆け抜けた。
レースはソーラーパネルとモーター、バッテリーを搭載した車両で全長5・8Kmのコースを4時間以内の周回数を競い合った。社会部は企業や大学生などを含む24チームが出場した決勝レースで46周を走り切った。総合優勝は企業チームに譲ったが最後までトップを脅かし、2位でチェッカーフラッグを受けた。
第1ドライバーで部長の鈴木到吾さん(3年)は「整備からチームワークが良く、レースでは状況に合わせていつも通りを心がけた。目標の優勝が達成できてうれしい」と喜ぶ。第2ドライバーを務めた石井凛さん(2年)は、「来年は部員が減っていても強いという姿を見せたい」と連覇を見据えた。同部は2000年に同レース初出場で準優勝、10年に初優勝で7連覇を達成している。
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