2020年東京五輪・パラリンピックの事前キャンプを平塚で実施するリトアニア共和国の選手団が4日、中原小学校(大野かおり校長/410人)を訪問、児童と交流した。
校舎の至る所にリトアニア国旗が掲げられるなど歓迎ムードが漂うなか、選手、コーチら21人が体育館に姿を現すと児童と教員は安室奈美恵さんの「Hero」を合唱して一行を出迎えた。
選手団は、水泳・陸上・柔道のアスリートで構成され、五輪メダリストも含まれた。児童からの質問コーナーでは「上手に泳ぐコツは」といった質問が挙がり、競泳陣が実際に泳法を披露する場面もあった。6歳から柔道を習っているという今西倖太君(12)は柔道の選手と組手を行い大外刈りで一本。「身体が大きくて強かった。僕も将来オリンピックに出場したいです」と瞳を輝かせていた。
昨年は五輪選手団6競技21人が土沢中学校で生徒と交流したが、小学校訪問は今回が初めて。走り幅跳びのアイリーン・パルシュテー選手は「温かいイベントに招いてくれてうれしかった。子供たちも大喜びしてくれて良かった」と笑顔で話していた。
五輪選手団は当日、太洋中学校も訪問した。パラ選手団も9日に来日、平塚盲、平塚養護学校を訪問するなど市民との交流を予定している。次回の来日は未定だが、マンタス・マルチンケヴィチウス五輪基金局長は2日の市長表敬で「2019年は五輪の開催時期と同じタイミングで訪れたい」と話した。
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