平塚市議会は12月定例会で、議員定数を現行の28人から2削減する条例改正案を可決した。新定数は4月に実施される市議選から適用される。
定数条例の改正案は12月21日、保守系最大会派の清風クラブと公明ひらつかの所属議員が本会議最終日に共同提案した。
提案者代表の片倉章博市議は「行財政改革の一翼を担う議会として自らの意思で効果が目に見える改革を行うべき」と提案理由を述べた。議席数26は人口1万人あたり定数1を目安にした。2人削減することによる財政効果は年約2367万円。
一方、多様な民意が反映しづらくなるとして定数削減に反対の立場の議員は、議会活性化や議員歳費の見直しを優先すべきと反論。議会の意見はほぼ二分された。改正案は即日採決され、賛成14人の多数で可決した。
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