「成年後見制度」を分かりやすく周知しようと東海大学の学生が1月31日、ららぽーと湘南平塚で買い物客らに制度を紹介する寸劇を披露した。
昨年新設された健康学部健康マネジメント学科の1年生10人が平塚市の啓発活動に協力した。学生を指導している菅野和恵准教授が市成年後見利用支援センター運営協議会の委員であることをきっかけに、授業の一環として実施が決まった。
成年後見制度は、認知症や知的障害により判断能力が十分でない人に代わって家庭裁判所に選ばれた人が契約手続きなどを代行するもの。寸劇では、学生が悪徳セールス業者や高齢者に扮し、30分にわたり制度をくわしく解説していった。
劇は2回行われ、およそ50人が来場した。教授役を演じた脇田大夢さん(20)は「出来は98点。ますます重要となってくる成年後見制度について周知することができて良かった」と話していた。
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