第73回市町村対抗かながわ駅伝が2月10日、秦野市カルチャーパーク〜県立相模湖公園間(7区間51・5Km)で行われ、平塚市は7位(2時間46分17秒)に入った。
目標「6位以内」を実現すべく挑み、3区終了時点で10位。ここで4区・菅原優那さん(平塚江南高2年)が区間賞タイとなる快走で4人抜きを果たす。景色が変わる駅伝は楽しいという菅原さんは「上位とタイム差があったので周りは気にせず、自分は自分と思って走った」と振り返った。
勢いをつけた平塚は残す区間で巻き返しに期待がかかったが、5・6区で9位まで後退。それでも7区の西田楓さん(流通経済大2年)は、「とりあえず抜くしかない」と勇み、ラスト2Kmで前方を走る鎌倉の背中を確認。下り坂で距離を縮め、思い切ってスパートをかけた。「1秒1歩でも前に出てゴールするのが僕の役目」とラストは抜き去った鎌倉の姿を何度も振り返りながら7位でゴールテープを切った。
市川豊監督は「みんなよく頑張ってくれた。区間賞の菅原さん、大学生など来年も期待できる選手がいる。次はもう少し上を目指したい」と期待を寄せた。
優勝は川崎市。タイムは2時間40分3秒。
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>