サッカーJ1リーグの第4節が17日に行われ、湘南ベルマーレはホームでベガルタ仙台と対戦し、2対1で勝利した。
リーグ戦2連敗で迎えた一戦は序盤から湘南ペース。前線からプレスを仕掛けるベテランにつられるように、リーグ戦初先発となった鈴木冬一と小野田将人の新人2人も溌剌プレーで躍動した。
右MFとして起用された鈴木は、高卒ルーキーとは思えない堂々としたプレーで好機を演出。一方、3バックの左に送り込まれた小野田は積極的なオーバーラップで、存在感をアピールした。
試合は前半43分に動く。最後尾から小野田がドリブルで上がり、左サイドの山崎凌吾に一旦預けて、グラウンダーの折り返しに右足を合わせて先制点を呼び込んだ。小野田が手荒い祝福を受けるなか、曺貴裁監督はピッチサイドで大きなガッツポーズで起用に応えた愛弟子の活躍を喜んだ。
1点リードで迎えた後半も湘南が有利に進めた。同18分、ドリブルで中に切り込んだ梅崎司からのパスを、ペナルティエリア手前で受けた山根視来が素早く左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺してリードを広げた。しかし疲れが見え始めた同40分に、1点を返されたが反撃もここまで。湘南が今季2勝目をあげた。
曺貴裁監督は「胸を張って良いゲームができたと思う」と試合を振り返り、「選手の戦術理解度や試合に臨む気持ちに感謝したい」と話していた。
次節は31日、敵地で清水エスパルスと対戦する。
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