東真土在住の詩吟宗家杉山陽子さん（75）が中心となって企画した「日本の心〜菅原道真」と題する吟と語りのコンサートが７月21日（日）、市中央公民館（追分１の20）で開かれる。午後１時開演。
コンサートは三部制。「真の章」では、吟剣詩舞・尺八・書・語りの構成で道真の生涯を解説。「凛の章」では歌謡・雅楽のメロディーに乗せモダンバレーが道真の心を表現する。「粛の章」では、大宰府で綴られた道真の漢詩や和歌を杉山さんが吟じ、道真の苦悩や終焉を迎える思いを現代によみがえらせる。
詩吟の宗家として皇宮警察学校でも教鞭をとる杉山さんは今年２月、道真の生涯を追った著書『菅原道真を学ぶ』を上梓するなど、道真が残した作品に造詣が深い。「１年以上かけて準備しました。その世界観を味わっていただけたらありがたい」と話している。
チケットは全席自由で３５００円。問い合わせは杉山さん【携帯電話】０８０・５４７１・８８４９へ。
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