市内の高校生がまちづくりについて、「高校生議員」として市長に提言する「ひらつかスクール議会」を8月20日、平塚青年会議所(平塚JC/常盤健嗣理事長)が開催する。それに先立ち7月31日、高校生と落合克宏市長のタウンミーティングが行われた。
同企画は今年で3回目。2016年の18歳選挙権をきっかけに始まり、平塚養護学校、平塚ろう学校を含む市内9校から27人が参加している。
今回は「共生社会」をテーマに、オリンピック・パラリンピックについて、観光・リトアニア・スポーツの3委員会を設置。市役所各担当課へのヒアリング後、タウンミーティングに挑んだ。
高校生議員からは、「バリアフリーの重点整備地区は平塚駅周辺のみで狭い。今後拡張の予定はあるか」「リトアニアのホストタウンであることの市民の認知度が低いように思う」「共生のためのスポーツイベントなど開催しているが、告知チラシを読めない目の見えない人や重度障害の人に向けたPRはしているのか」などの意見が出た。
平塚養護学校3年の佐々木景都(ひろと)さんは同校の肢体不自由部門の仲間たちを代表し、日ごろ不便に感じていた「早朝だと駅北口に上るエレベーターがない」「駅の券売機モニターが車いすだと反射して見えづらい」などを落合市長に伝えた。
落合市長は「まちのことについて真剣に考えてくれてありがたい。議会での提言を楽しみにしています」と高校生議員を激励した。
議会本番は8月20日(火)、午前9時30分開会。傍聴自由。
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>