平塚市教育委員会定例会で７月31日、「市立中学校給食の基本方針」が決定した。同日に「中学校完全給食推進本部」が設置され、中学校給食の実現に向けた取り組みが本格的にスタートする。
方針で示されたのは【1】早期に中学校での完全給食を実現します【2】安全・安心でおいしい、温かい給食を提供します【3】学校給食を活用した、さらなる食育の推進を図ります【4】小学校給食を含めた持続可能で効率的な給食運営を行います、の４項目。
推進本部は本部長に落合克宏市長、副本部長に副市長と教育長が就き、給食センター整備などの課題を議論する。市教委によると、校長やＰＴＡらの連絡会も設置する予定で「学校や生徒、保護者の意見も反映させながら進めたい」としている。
給食センターは、小学校給食を調理する東部・北部の両共同調理場が老朽化しており、市は、中学校給食の実施に伴い共同調理場を統合して新たに建設したい考え。
落合克宏市長は４月市長選を前に「（３期目にあたる）４年以内に着工したい」と言明している。
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