2020東京五輪・パラリンピック競技大会に向け、市内でテストトレーニングを実施したリトアニア共和国の自転車競技チームが18日、平塚競輪場で自転車教室を開き、高校生や大学生らと親睦を深めた。
教室は市民との交流事業の一つとして開かれ、自転車競技部や同好会に所属している東海大学や平塚工科高など、5校14人の学生が参加。同国自転車チームのドゥミトリウス・レオポルダスコーチが組み立てた練習メニューを消化した。
学生らは普段と違う練習内容に戸惑う様子を見せていたが、ヨーロッパ大会女子ケイリン種目覇者のシモナ・クルペクカイテ選手らの手本を見ながらバンクを周回。約2時間汗を流した。参加した平塚工科高の渡辺宇海さん(2年)は「厳しい内容でしたが、良い経験になりました」と充実した表情を見せていた。
クルペクカイテ選手は、「平塚競輪場の環境はとても良い」と施設を高く評価し、学生に向けて「自己ベストを目指して諦めないで頑張って」とエールを贈った。同国のテストトレーニングは26日まで行われた。
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