工業系を中心に市内外の企業や大学が一堂に会し、独自の技術や活動を紹介する「湘南ひらつかテクノフェア」(主催/平塚商工会議所)が10月17日(木)〜19日(土)、ひらつかサン・ライフアリーナ(中堂246の1)で開催される。各日午前10時〜午後5時(最終日は4時まで)。入場無料。
今年で15回目を迎えるこの催しは、販路拡大や新たな事業展開を見据える企業間の商談や交流を図る場であるとともに、主催者側では広く一般市民にも来場を呼びかけ、地域企業の特徴や魅力を知ってもらおうと毎年開かれている。例年7千人を超える人が訪れるなど、10月の恒例イベントとして定着している。
今回は103社が出展。出展企業はそれぞれブースに分かれ、3日間にわたって自社の製品や技術力をPRする。来場者は自由に各社に立ち寄ることができ、詳しい説明を聞くことができる。
17日・18日には「テクノビジネスプロモーション」が開催。午後2時〜3時30分。各日10社ほどが参加し、自社の製品やサービスを5分間プレゼンテーションする。出展者だけでなく、来場者とも交流を図る場と位置付けられ、普段は知ることができない企業の素顔を見ることができそうだ。
親子で楽しめる
一般の人にも楽しんでもらおうと、期間中は「日産懐かしの名車展示」のほか、平塚工科高校によるソーラーカー展示、ゴルフ試打コーナー、東海大学「Tokai Formula」展示・シミュレーション体験など多彩な企画を予定している。
さらに、19日限定でドローン操縦体験教室・デモ飛行、県立西部総合職業技術校によるものづくり体験コーナー、ロボット体験コーナー、市内食料品製造業者や市内高校生が手がけた商品の販売などもあり、親子で楽しめる内容となっている。
市内企業が初日に講演
テクノフェアでは、識者による講演会も人気となっており、イベントの幕開けを飾る初日の基調講演には、市内根坂間に本社を置く(株)渋谷潜水工業の渋谷正信氏が登壇し「海の開発と環境保護〜地域・漁業・自然と共存共栄する事業づくり」と題して講演を行う。午前11時30分〜午後1時。
18日には、神奈川大学経営学部の道用大介准教授が「デザイン経営とカイゼン」をテーマに講演。2018年に特許庁が発表したデザイン経営宣言にふれ、日本の製造業の課題や展望を語る。
さらに、同日には東京大学生産技術研究所の丸山康樹特任教授が、平塚海洋エネルギー研究会の活動を紹介。東京大学が平塚市や地元企業らと進めている高効率・低コストの波力発電装置の研究活動を詳しく解説する。
問い合わせは平塚商工会議所【電話】0463・22・2512。
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