市内追分の平塚郵便局(保坂直樹局長)では、クリスマスシーズンを演出する「サンタポスト」が郵便局を訪れた人たちを楽しませている。
富山県内の郵便局が同様の取り組みをしていたことを保坂局長が知ったのがきっかけ。「たくさんの方にクリスマスムードを楽しんでもらい、郵便局に親しみを持ってもらおう」とみずから音頭をとり、市内20の郵便局にも声をかけた。
現在、平塚郵便局のほか平塚紅谷郵便局(紅谷町)、平塚岡崎郵便局(ふじみ野)、平塚西郵便局(南金目)などでもサンタポストがお目見えしているという。
郵便ポストに装飾を施すことは異例で、七夕まつりの時期に短冊などを飾ろうという企画も過去にはあったが、安全性の面で見送られてきた。一方、サンタポストは装飾を最小限にすることで実施が可能となった。
保坂局長によると、ポストの前で記念撮影する親子の姿もあったといい、評判は上々の様子。スマートフォンが普及し若年層を中心に「ハガキ離れ」が指摘されるなか「郵便局をより身近に感じていただく機会になれば」と期待している。
サンタポストは12月25日まで。
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