常盤卓嗣会頭
あけましておめでとうございます。平素は、地元企業をはじめ関係各位には格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年10月に消費税増税や軽減税率の導入、さらに最低賃金の引上げもあり、地域経済や特に中小・小規模事業者には厳しい経営環境が続いております。そうした中、当商工会議所は、第２回となりました会員大会を開催し、改めて商工会議所の組織や活動に理解を深めていただくと共に会員相互の交流の場を設けました。そして、11月に第28期を迎え、私をはじめ副会頭３名が再任をさせていただきましたが、役員・議員の80名とともに会員企業から信頼される商工会議所として事業展開し、地域経済の活性化に努めてまいります。
今期も部会を運営母体とするとともに、新たに議員による委員会組織を再編し、まちの魅力を創出し磨き上げ、積極的に発信することで、定住・流入人口の促進や企業の進出増加を図ります。
特に駅周辺を中心とする市街地の再整備による活性化などについて専門家を交えて研究する特別委員会や地域商工業者の世論を代表し、個別企業が自らの力では解決できない地域が抱える課題に取り組みます。
▽「政策要望活動」をする産業政策の委員会▽地場産業の市場拡大や地域商業全体の集客力向上などの「地域振興活動」や企業の活動基盤強化を図るための「経営支援活動」により会員サービスの向上を図る委員会▽商工会議所のブランド価値を一層高め、頼られる身近な商工会議所を目指し、会員事業所増強への取組みや組織運営全般に係る課題、財政問題などの解決を通して組織を活性化する委員会▽会員事業所が利用しやすいよう会館の円滑な運営を図る委員会などにより活動してまいります。
これからも地元企業・商店の繁栄を通して産業振興、地域の活性化に役員・議員・職員が一丸となり、行政や関係機関の皆様とも連携し取り組んでまいります。皆様にとりまして２０２０年が輝かしい年になりますようご祈念申し上げます。
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