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平塚版 公開:2020年1月1日 エリアトップへ

守田君が特許取得の快挙 自作の「洗濯バサミ収納具」で

教育

公開:2020年1月1日

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母・恵理子さんの隣で仕組みを説明する守田君
母・恵理子さんの隣で仕組みを説明する守田君

 吉沢小6年の守田貫一郎君(12)が、2018年度の「市児童生徒創意くふう展」で最高位の市長賞を獲得した自作の「洗濯バサミ収納具」で特許権を取得した。12月20日には市役所を訪れ、落合克宏市長に喜びを報告した。

 守田君が作った洗濯バサミ収納具は、中心部に竹ひごをが設置された30cmほどの筒。竹ひごに洗濯バサミの穴を通して落下させると、厚紙で作られた落下姿勢規制部を通り、洗濯バサミが取っ手部分を手前にして着地する。取り出しが容易となるこの仕組みが評価された。

 きっかけは創意くふう展。同展で審査員長を務めた弁理士の福村直樹さんが守田君のアイデアに感銘を受け、特許出願を提案。特許庁の審査で守田君の発明に対して客観的に新しいとする「新規性」や、困難な発明だとする「進歩性」が認められ、申請から半年で特許権取得となった。

 福村さんによると、30年以上の弁理士業務のなかで「小学生の特許取得は記憶の範囲で3例目」と守田君の偉業を絶賛。落合市長も「お祝いと敬意を表します。今後も世のためになる発明を期待します」とたたえた。

 これに対し守田君は「特許証が届くのを待ち遠しく思っていました。今はとてもうれしい気持ちです」と笑顔をみせ、母恵理子さん(49)は「わが子ながらあっぱれ」と目を細めた。

 特許権の存続期間は20年。洗濯物の取り込みを手伝っていた時にこの発明を思い付いたという若き発明家は「これからも不便さを感じたり、困ったりしたことを発明によって解決していきたいです」と抱負を語った。

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