市内ラーメン店「地獄の担担麺天竜」(本店・紅谷町/中山健治社長)の味を再現した生ラーメンがこのほど、(株)アイランド食品(香川県)から発売された。
同店ラーメンの商品化は、カップラーメンと土産物に次いで3品目。中山社長は「納得するものができました」と喜んでいる。
商品は「地獄の担担麺 護摩龍」(2人前メーカー希望小売価格410円/税抜)。今月下旬から全国のスーパーなどで順次販売される。同店ラーメンの特徴でもある胡麻の旨みや甘味をしっかり残し、激辛パウダーで辛さのレベルをピリ辛から激辛まで好みに合わせて調整できる。
「あの銘店の味をご家庭で」のキャッチコピーで、全国各地の人気ラーメンを商品化している(株)アイランド食品から商品開発の打診を受けたのは昨年10月。テレビ番組などのメディア取材で同店の「激辛担担麺」を知り、銘店伝説として販売している生ラーメンシリーズのラインナップに加えたいと商品化を持ち掛けた。
商品開発には中山社長も携わり、同社から提示されるサンプルの試食を何度も繰り返し、パッケージデザインにもこだわった。中山社長は「限られたコストの中で、辛い中にも旨みを感じる店の味を再現するのに苦労した」と振り返る。
同店は現在、県内のほか東京都内、鹿児島県に11店舗を展開。本店の味を試したいと遠方から足を運ぶ辛党ファンも訪れる人気店。中山社長は「商品化は夢の一つだった。平塚の知名度を上げる一助になったら嬉しい」と話していた。
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