認証を取得したジェラートとソフトクリーム
市内の酪農後継者で構成する「角笛会」（内田明光会長＝人物風土記で紹介）の生乳を使用したソフトクリームとジェラートがこのほど、かながわ酪農活性化対策委員が推進する「かながわ県産生乳１００％認証」を取得した。
認証制度は、県内で生産された生乳のみを使用した牛乳や乳製品に、ＰＲキャラクター「カナミルくん」のシールを貼ってブランド化する取り組み。県内酪農業と乳業の理解醸成や牛乳、乳製品の消費拡大を目的としている。
認証を取得したジェラートとソフトクリームは、ＪＡ湘南の大型農産物直売所「あさつゆ広場」（寺田縄）で販売。同会メンバー８人が温度管理や殺菌手法に知恵を出し合い、昨年３月から地場産生乳１００％の商品化に漕ぎつけた。
内田会長は認証取得について、「消費者に向けて平塚の酪農をＰＲする幅が広がった。新鮮な生乳本来の美味しさを楽しんでもらえたら」と話している。ジェラートはバニラや足柄茶のほか、旬の味覚を使用した12種類が販売されている。
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