子どもに人気の動物たちはどうしているだろうか―。新型コロナウイルスの影響で4月9日から休園が続いている平塚市総合公園内の「ふれあい動物園」を特別にのぞかせてもらい、動物たちの様子を見学させてもらった。
同園では馬や鳥、サル、ウサギなど計37種およそ760匹の動物が飼育されている。訪れた23日は天候に恵まれ、リスザルはおりの中で飛び交い、セキセイインコは声高らかに鳴き、馬は馬場を走り回るなど、元気な姿を見せていた。
休園中に変化のあった動物もいる。昨年末に大磯町で保護され、今年1月に同園に引き取られたカピバラは、これまでは飼育員が近づこうとするだけで逃げていた。だが4月頃からは自ら近づき、エサが欲しい時には鼻先で「ツンツン」とつついてくるようになった。責任者の大越知美さんは「少しずつ人に慣れてきている。一般公開できるよう世話を続けたい」と意気込む。
再開は7月の予定だが、状況で早まる可能性もある。大越さんは「来園時に多くの人に楽しんでもらえるよう準備を進めたい」と話していた。
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