平塚市は2日、リトアニア共和国出身のチェカナビチューテ・ラサさん(30)を非正規職員として任用した。国際交流員として仕事を行う。
市が今回初めて任用した国際交流員は外国人を対象に募集が行われ、主に国際交流活動の職に従事する。来年8月まで契約を結び、その後1年毎に更新。最長5年間契約する。
ラサさんは東京五輪で市がホストタウンとして迎えるリトアニアの文化を市民に発信する。そのほか、市民との国際交流、学校での教育事業、市文化・交流課に関する広報の情報や外国籍市民相談窓口での通訳・翻訳等を目的に活動していくという。
平塚市民とつながりたい
同国ヴィリニュス出身のラサさんは来日した際おもてなしの心などに魅了され「日本で暮らしたい」と考えるように。4年半前から徳島県で英会話講師として働く傍ら日本語を独学で学んだ。
平塚市には初めて来たという。「平塚は富士山が見えて海もあり、野菜もおいしい」と絶賛。「休日は海でサーフィンをしたい」と話す。
「市民にリトアニアの文化や国際交流を紹介するなどしてつながりたい」とラサさん。勤務初日は各部署にあいさつ回りや取材対応を行い、「職員は皆さんいい人で楽しめそう」と心躍らせていた。今後はリトアニアに向けても平塚市に関する情報をSNSで発信する予定だという。
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