平塚市内を中心に活動する湘南蘭友会は15日から18日まで、ラスカ平塚で第58回洋蘭展を開いた。同会と鎌倉蘭友会から17人が80株を出品し、神奈川県知事賞には中井町在住の紙谷多佳子さんが出品した『ションバーキア ルデマニー』が選ばれた。紙谷さんは2年連続で同賞を受賞。同会の石野好胤(よしたね)会長によると「珍しい品種。この株で4本の茎が育つのは難しい」と評価した。
鮮やかな紅の色や可憐な白色、根の長さが30cm以上ある品種など様々な色や形の蘭が会場に華を添えた。他にも平塚市長賞を小田原市在住の石井節子さんが、市商工会議所会頭賞を石野会長が受賞した。来場していた市内在住の田畑麗子さんは「普段お店で見ない種類の蘭があり、香りも良かった」とうれしそうだった。
鑑賞だけでなく即売会が開かれたほか、投票した人に抽選で洋蘭をプレゼントする人気コンクールや、売上げ金を社会福祉基金に寄付するチャリティーオークションも行われた。石野会長は「コロナの自粛で今回は参加した会の数や出品数が例年の半分だったが開催できて良かった」と話した。
賞の評価基準には香りや形、色が重視されるという。今回は会員らはマスクとフェイスシールドを着用し、来場者には消毒が呼びかけられ感染を行った上で開催された。1年に1度、開催されている。
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