平塚市議会の臨時会が1月15日に開かれた。新型コロナウイルスのワクチン接種の準備にかかわる補正予算を審議するために市長が招集。各会派の代表者が質問に立つ中で、山原栄一議員が「私は26年議員をやっているが初めての臨時議会」と発言した。山原議員は現職市議会議員では出村光議員と並び当選7回の最古参だ。
平塚市議会では、例年5月に正副議長の改選や人事案件などで臨時議会を開いている。これは例年のことで、山原議員の発言意図とは異なる。5月臨時会以外では久しぶりに開かれた議会のようだ。
議会局によると、5月臨時会以外で臨時会が招集されたのは1993年1月29日で28年前のこと。議題は、平塚競輪場で払戻金が不足したため地方自治法の弾力条項を適用して払い戻ししたことの報告や、神奈川県で開催されることになった国体に関する議員からの提出議案(要望)だったようだ。
議会局職員は「我々職員も経験したことがなかったので緊張して臨んだ」と話した。片倉章博議長は「緊急事態宣言下で、質問は会派代表者、内容はコロナに関することのみにした異例の議会だが、問題なく進行できて良かった」と振り返った。
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