平塚市は現在、中学校の完全給食について、市民の意見・提案を募集している。新しい給食センターは、平塚市田村に2024年9月に開業を予定。寄せられた市民意見・提案は、市が運営事業の要求水準書に反映可能か検討し、6月下旬に考えを示すという。
市内の分校を除く中学校15校では弁当持参が基本でミルク給食を実施しており、弁当を持参できない生徒には、業者弁当の販売を行っている。
市は昨年11月に「平塚市学校給食基本構想・基本計画」を策定。「児童・生徒の成長を支える完全給食の実現」「安全・安心でおいしい適温給食の実現」「学校給食を活用した更なる食育の推進」「未来に続く安定的な給食提供の実現」の4つの方向性を示す。
新給食センターでは、1日1万5000食を調理し、うち中学校は6000食。アレルギー対応専用調理室(区画)を整備してアレルギーのリスク低減をめざすという。災害発生時にライフラインが停止した際に炊き出しなどが可能な設備を導入する。
また、民間事業者に期待する内容として、浸水対策や省エネルギー化、市内事業者の参画、雇用創出の提案を求めるとしている。
意見・提案の提出は、メール(【メール】k-shitsumon@city.hiratsuka.kanagawa.jp)で、氏名・住所・連絡先を明記し、意見・提案内容を記載して送信を。5月26日締切。
問い合わせは平塚市学校給食課【電話】0463・35・8119へ。
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