神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2021年5月27日 エリアトップへ

第56回 神奈川県看護賞 人と接することで自分も成長 平塚十全病院 林 和代さん

社会

公開:2021年5月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
医療法人社団水野会 平塚十全病院看護部長 林和代さん(68)
医療法人社団水野会 平塚十全病院看護部長 林和代さん(68)

 ▽充実した医療・看護・介護サービスの提供を使命とした、療養型医療施設として地域社会に貢献する平塚十全病院で看護部長を務める。看護賞の受賞に「これまで看護に従事してきたことが認められてうれしい。感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔で喜びを話す。県立がんセンターでの院内がん専門コースの立ち上げや、厚木市立病院の電子カルテ導入などに尽力し評価された。平塚十全病院では、患者の日常生活のケアを中心に看護職・介護職に教育指導をしてきた。

 ▽福井県出身。高2のとき、父親が事故に遭い入院した。そのとき看護師が格好良く見え、志すように。1983年に県立がんセンターへ。当時病棟の教育担当をしており、がんに特化した教育プログラムを構築。特に、抗がん剤による副作用の口内炎症状等の軽減のため、さまざまな方法を試みた。「抗がん剤治療の前にアイスボールを舐めるなど、いろんな方法を考え、患者さんも実践してくれた。患者さんが楽になると励みになった」と振り返る。

 ▽定年を迎え平塚十全病院へ。「十全病院は療養型の終の棲家になる病院。患者さんがどのような最期を迎えるか、微力でも力になりたいという気持ち」と話す。看護師歴46年。これまで続けてこられたのは、「人と関わることが好き。人と接することで自分も成長できるから」と話す表情は、やさしさであふれていた。

*神奈川県看護賞は、多年にわたり県内で、保健師、助産師、看護師等としてその業務に励み顕著な業績をあげた人を表彰する制度。56回目の今回は10人が受賞。平塚市からは神奈川県立平塚看護大学校の吉岡幸さんと医療法人社団水野会平塚十全病院の林和代さんが受賞した。

平塚版のローカルニュース最新6

川合会長らが市長表敬

川合会長らが市長表敬

ビーチバレー平塚大会

5月2日

大小200匹が舞う

大小200匹が舞う

鈴川鯉のぼりまつり

5月2日

ジュニア空手で全日本V

ジュニア空手で全日本V

山城中2年 鈴木芽衣さん

5月2日

よさこい祭りを桟敷席で

よさこい祭りを桟敷席で

抽選でペアチケット

5月2日

避難所の「トイレ事情」は――

平塚市

避難所の「トイレ事情」は――

障害者などへの配慮進む

5月2日

木造住宅無料で耐震相談

木造住宅無料で耐震相談

市役所で5月14日から

5月2日

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook