平塚江南高校の前田祐香さん(3年)はやり投で、桑原安那さん(1年)は砲丸投でそれぞれ3位と5位に入り、初めての関東大会出場を決めた。
テーマは「恩返し」
前田さんは2投目の投てきで、これまでの最高記録34ⅿ40cmを2ⅿ75cmも伸ばし、37ⅿ15cmの自己ベストをマーク。関東への手ごたえを感じた。今年4月から外部の投てきコーチに指導を仰ぎ、早速結果へとつながった。
インターハイへ出場できるのは、関東上位6位以内。「昨年はコロナで大会がなくなり辛かった。今シーズンのテーマは『恩返し』。これまで応援してくれた家族や先生へ恩返しできるよう、インターハイ出場を目指して頑張りたい」と、最後の夏に闘志を燃やす。
ライバルに雪辱
桑原さんは、1年生ながら10ⅿ72cmの好記録をマークし、関東出場を決めた。3投目の投てきでたたき出したこの記録は、自己ベスト。中2から砲丸を始めたが、高校になると砲丸の重さが2・721kgから4kgと一気に重たくなる。
2投目の投てきで思うように投げられなかったという桑原さん。「3投目で良い記録が出たので安心した」と笑顔を見せる。しかし、ライバルの1年生選手に5投目で抜かされてしまい、「関東では雪辱を果たしたい」と意気込んだ。
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>