JR平塚駅(蓮見康二駅長)の上り線ホームで12月21日、大規模なテロ対策訓練が実施された。昨年10月に京王線内で発生した殺傷事件などを受け、平塚警察署(飯塚博史署長)が中心となって企画された。
訓練には平塚署、平塚駅職員のほか、鉄道警察隊、NBCテロ対応専門部隊などおよそ50人が参加。午前10時40分、不審な液体が入ったペットボトルと刃物を持った署員扮する20代の男が構内で暴れたという設定で行われた。
男を発見した駅員が110番通報し、駆け付けた警察官が刺股などを使って犯人を確保。その後、防護服を着たテロ対応専門部隊がペットボトルの液体を処理し、停止していた列車の運行を再開するまでの流れを確認していった。
昨年11月には、テロ対策訓練の一環として平塚署員がすべての駅職員を対象に刺股の使い方などを4日間にわたって指導している。
平塚署の飯塚署長は「今回の合同訓練は11月に続く実践編。テロ事件が起こると模倣犯の懸念も生まれる。市民の安全を守っていくよう、今後も各方面との連携を強化していきたい」と話していた。
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