平塚市料理飲食業組合連合会の水嶋一耀会長は4月20日、平塚市聴覚障害者協会へ非常用ホイッスルを90個寄付した。これを機に、同連合会の加盟店500店舗で「命の笛募金」を実施している。
今回同協会へ寄贈された笛は、今年3月のひらつな祭で同連合会が募金活動をして購入したもの。笛の寄贈のきっかけは、過去に防災フェスティバルで聴覚障害疑似体験の場を設けていた同協会が、ひらつな祭での出店を検討していたことだった。同イベント実行委員会で協会と出会った水嶋さんは、ろう者の生活を知り「障害のある人への非常時の行動を助けられないか」と考えたという。
同協会会長の石崎武さんは「本当にありがたい。大切に使い、有事の際に役立てたい」と感謝を述べた。
5月1日からは同連合会として、「災害時避難行動要支援者」に登録されている約2300人へ非常時の笛を寄贈することを目標に、募金活動を開始した。加盟店500店舗に5月31日(火)まで募金箱が設置されている。
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