市役所を訪れたクワバラさん親子
平塚工科高校３年のクワバラ・ケイチ・希海（のあ）さん（18・山下在住）が全日本級別サーフィン選手権大会で優勝し、８月５日にブラジル人の父、クワバラ・ピチ・隆さん（48）と平塚市役所で落合克宏市長に結果を報告した。
クワバラさんは、７月に福島県の北泉海岸で開かれた同選手権の男子ショートボード「マスター４、５級」に出場。70人以上の中から頂点に立ち、敢闘賞にも輝いた。「波に恵まれて勝つことができた」と喜びを語り、８月20日から宮崎県の木崎浜海岸で開かれる全日本選手権でも優勝をねらう。
４歳でスケートボードを始め、６歳の頃に全日本２位の成績を収めるなど活躍したクワバラさんは、ナイキジャパンのテレビＣＭなどにも出演。サーフィンは12歳から始めたといい、平塚の海を拠点に練習に励む。
高校卒業後はサーフィン修行のためブラジル南部のフロリアノーポリスに渡る予定で、「いつかオリンピックに出場したい」と意気込みを語った。
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