過去の説明会の様子
障害がある人の就職や実習先などを知ってもらおうと、「湘南ひらつか福祉事業所合同説明会」が５月24日（水）、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開かれる。
障害を理由に社会参加や将来について考える機会が失われることが無いようにと、福祉事業所関係者らでつくる団体や市内外の支援学校、市社会福祉協議会、行政などが中心となって２０１５年に始めた。今回は平塚市や伊勢原市、大磯町、二宮町にある50以上の福祉事業所が参加し、それぞれの活動内容などを来場者にＰＲする。
地域の垣根を超えて多くの福祉事業所が一堂に会する機会は珍しく、支援を必要とする当事者や家族らが市内や近隣にある事業所の存在を知ることができる。事業所側も利用者確保につなげられるとあって、毎回多くの来場者と参加施設でにぎわうという。
運営に携わる県立平塚支援学校の樋笠晴美校長は、「説明会は生徒たちに選択肢を与えられる貴重な機会になる」と意義を話す。実行委員会の高橋眞木さんも「障害のある本人や家族だけでなく祖父母が参加するケースも多い。受け身ではなく、自ら説明会の場に出向いて話を聞き、各施設の特色などを知ってもらえたら」と参加を呼び掛けている。
午前10時〜午後１時で入退場自由。７月から11月にかけては、各事業所の見学会も予定されている。日程は【1】７月３日（月）〜14（金）【2】７月24日（月）〜８月31日（木）【3】10月30日（月）〜11月17日（金）。
（問）高橋さん【携帯電話】０９０・３８１５・７５４１
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