夏場から深刻な不漁が続いていた市内のシラス漁が好転し、連日の水揚げに地元漁師は胸をなでおろしている。
「7月下旬からさっぱり。過去に例のないほどの不漁だった」と地元でシラス漁を営む佳栄丸の府川佳男さんは話す。台風25号の去った8日から豊漁になり「台風で漁場の様子が変わった。今年獲れなかった分を取り戻したい」と表情は明るい。
シラス漁船の丸八丸でも1回の漁で300kg前後の水揚げが続き、500kgに届く大漁日もあるという。同船の杉山武さんは「秋になって水温が下がり、やっと来たという感じ。このまま続いて欲しい」と今後に期待を寄せている。
秋シラスは春夏と比べて脂分が少なく、さっぱりとした食味と真っ白な色が特徴という。両船は生シラスをはじめ、釜揚げやちりめん、沖漬けなどに自家加工した商品を店頭で直売している。
その日の漁模様についての問い合わせは佳栄丸(千石河岸/【電話】0463・22・6551)、丸八丸(千石河岸/【電話】0463・22・7260)。
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