2020年東京五輪・パラリンピックの事前キャンプを平塚で実施するリトアニア共和国のサウリウス・スクヴェルネリス首相が10日、Shonan BMWスタジアム平塚を訪れた。会場では、来日中の五輪・パラ選手団と市民の交流イベントが行われ、首相は選手らを激励した。
スタジアムが一時閉鎖されるなど厳戒態勢のなか、首相はリトアニア国旗を振る550人の歓声をうけレッドカーペットを歩いた。会場には落合克宏市長、黒岩祐治県知事らも駆けつけ、初来日となった国賓を出迎えた。
歓迎式典で落合市長は「選手団の事前キャンプは、市民が世界に目を向けるきっかけとなります。両国の国民性や歴史、文化を理解し合うことで少しずつ親しみも湧いてきたなか、これからも連携を深めていきたいと思います」とあいさつした。
これに対し首相は「スポーツで我々の心を震わせてくれる選手たちの影響をうけ、人々は健康的な生活を志します。それはすなわち国益」と選手団に謝意を述べ「選手たちに素晴らしいトレーニング環境を作ってくれた平塚市長に感謝します」と続けた。
報道陣の取材に対し、首相は「初めて訪れた平塚の歓迎に感動した」とコメント。平塚市とリトアニアの自治体間で友好都市提携を検討する意思があることも明かした。
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