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大磯町消防団 2人の女性団員誕生 後方支援の担い手に期待

社会

公開:2017年6月2日

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活動服に身を包む島野さん(左)と飯田さん
活動服に身を包む島野さん(左)と飯田さん

 大磯町消防団に、4月から2人の女性が入団した。「愛着ある大磯を守りたい」。共通の志を持つ2人は、女性ならではのきめ細かな活動で消防団活動に貢献したいと意気込んでいる。

 入団したのは、飯田美果さん(44)と島野麗敏さん(35)。2人とも町内の掲示板などで団員募集のチラシを目にし、活動に興味を持った。

 「自分が役に立てるのか不安もありました」という飯田さんは、友人や2人の息子に背中を押されて入団を決めた。海岸からほど近い北下町で生まれ育ち、大磯漁港内の飲食店「めしや大磯港」で働くことから「近所には顔なじみも多く、知人を守るための活動につながれば」と頼もしい。

 島野さんは競輪選手として2012年にデビューし、今春からプロボクサーに転向した異色の経歴の持ち主だ。2年前、結婚を機に平塚市から大磯町に移り住み「自然豊かで治安が良く、町民の人柄もあたたかいこの町で地域貢献がしたかった」と応募の動機を話す。

 同消防団では、昨年10月に唯一の女性が退団。活動は火災時の消火作業だけでなく、防火意識を高める広報や応急救護指導など多岐にわたることから、町消防本部は多様な人材を確保しようと今年2月から女性団員の募集を行ってきた。消防総務課の佐竹弘次さんは「女性ならではの視点を生かして、団員の後方支援を担ってほしい」と期待する。

 先月の救命講習で心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用方法などを学んだ飯田さんは、「(心臓マッサージに)こんなに力が必要なのかと驚いた」と振り返る。島野さんは消防ポンプ放水訓練に臨んだ際、「水圧がすごくて1分間ホースを支えるだけでも大変。消防団は格好いいだけじゃなく、大変なこともあるんだと感じた」という。

 2人は、住宅用火災警報器の普及率調査のために町内世帯を訪問するなど、町民と触れ合う機会も増える。仕事や家事との両立が求められるが、島野さんは「活動は予定に合わせて融通を利かせてくれるので、学生や主婦など、時間がない人でもできる。多くの女性に入団してもらい、一緒に活動していけたら」と呼びかけた。
 

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