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もりびとNOA 二宮町の若者団体に大賞 SDGs視野に地域の環境再生

コミュニティ社会

掲載号:2021年2月12日号

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オンラインで贈呈式に参加する「もりびとNOA」のメンバー
オンラインで贈呈式に参加する「もりびとNOA」のメンバー

 自然学習会の開催や農地再生などに取り組む二宮町のグループ「もりびとNOA」が、2020年度キララ賞(かながわ若者生き活き大賞)に選ばれた。同賞は生活クラブ生協神奈川と福祉クラブ生協が主催。環境や福祉、国際交流などの分野で活躍している若者を応援するもので、今回で30回目を数える。これまでに県内の27団体・21個人が受賞した。

繋がり生み出す

 もりびとNOAは二宮中学校出身の20〜21歳の17人がメンバー。学生と社会人で、現在は町外で下宿中の仲間もいる。6年前に釣り好きな同級生5人が集まり、「お兄ちゃん釣りクラブ」を結成したのが始まり。小中学生を対象に魚釣り教室と生物観察を行い、子どもの居場所づくりに貢献している。町内の「農ある暮らしを広める会」と連携し、吾妻山の麓で休耕地を活用した棚田の再生や沢の復元、米栽培、山林整備をするなど環境を守る活動に力を注ぐ。

 また、小学校の放課後子ども教室や他の町民団体の催しにも協力。子どもの遊びや学びを手伝うと、児童らから揉みくちゃにされるほどの人気ぶりだという。防災行事の資料として二宮町の地形が分かるジオラマを紹介したこともあり、メンバーがジオラマを製作した。

 キララ賞では、団体の活動が地域に根差し、次世代を含む人々との繋がりを築いていることや将来性などが評価された。オンラインによる贈呈式が1月30日にあり、メンバー8人が町内の拠点で参加した。代表の金子龍王さんは「受賞の喜びを糧に様々な取り組みをしていきたい」とあいさつ。「環境を再生し、地域の人間関係を深め、自給自足率の向上で食料危機に対応できることを目指す。SDGs(持続可能な開発目標)を地域単位で達成していく取り組みにもなる」と展望を語った。

小中学生とエコ活

 5月に開催予定のイベント「エコフェスタにのみや」で、町内の環境団体などを取材した小中学生が報告をする。NOAもこれに加わり、後輩たちのサポートを始めた。

 同団体では仲間を増やしたいと、フェイスブックとインスタグラムで情報を発信中。
 

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