小田原市根府川の美しい自然が体験できる「根府川おかめ桜まつり」が2月24日(土)からスタートした。主催は片浦活性化推進協議会根府川支部。
おかめ桜はフジザクラと寒緋桜との交配種で、イギリスで誕生。研究者が日本風の名前をと、「おかめ」と名づけたと言われ、根府川地区では地元住民を中心におかめ桜を植え、桜の里づくりで地域活性化に取り組んでいる。
恒例となっている同まつりだが、今年は地域の有志による「おかめ桜の会」が企画、運営し、新しい試みに挑戦している。「地域の魅力を届けたい」と星槎国際高等学校小田原学習センターの生徒・櫻井成織さん(3年)と卒業生の長坂優輝さんが協力し、イベントチラシの作成やホームページ、SNSを開設。開花情報や根府川地区の見所などを紹介し発信している。
また、3月3日(日)には同会による「おかめ桜お花見ウォーキング」(定員30人・参加無料)も初企画。「点在するおかめ桜の名所をまわりながら地域を知ってほしい」と、小田原ガイド協会の協力で地域を案内する。
同会は「申し込みも増えており、にぎやかなウォーキングとなりそうです。ごみ拾いイベントなども予定。春の根府川を楽しんでもらえれば」と話している。
イベントの詳細はホームページ(https://okamezakura.jp/)へ(ウォーキングイベントは定員に達している場合あり)。
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