県と大磯町の「洪水から身を守るための説明会」が2月23日に大磯高校で開かれ、町民ら約60人が河川の氾濫や浸水被害の備えについて話を聞いた。
県平塚土木事務所は、洪水被害の予防や軽減にむけた県の取り組みを紹介。河川監視カメラの映像や水位情報が県のウェブページで確認できることや、昨今の豪雨被害を受けて「洪水浸水想定区域図」を従来の「百年に一度」から「千年に一度」の降雨を想定したものに改正したことなどを説明した。町は、昨年作成し全戸配布した「金目川(花水川)洪水浸水想定区域図」を示しながら「近くに浸水や家屋の倒壊が想定される区域がないか確認。雨が降り出したら警報や避難情報などに注意。避難の際は地下道や橋を避け、なるべく周囲より高い所を通る」と洪水から身を守るためのポイントを語り「行政が町民一人ひとりを救助することは物理的に不可能。自身の判断で避難できるように日頃から備えてほしい」と呼びかけた。参加者からは「何を基準に避難を判断すれば良いか」「高齢者や乳児に配慮した避難先や経路を示してほしい」などの質問や意見が挙がった。
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