副市長に金丸福祉部長 「市民を守るため、職責果たす」
中村良之副市長の任期途中での退任を受け、後任の副市長に福祉部長の金丸美彦氏(59)の就任が決まった。3月定例会に人事案として提案され、25日の本会議で賛成多数で同意を得た。任期は今年4月1日から2015年3月31日までの4年。秦野市の副市長は2人制で、高橋生志雄副市長と役割を分担する。
副市長就任について金丸氏は「国内では東日本大震災、海外ではエジプトやリビアの問題など、今日本は激動の時代を迎えている。そうした中で、秦野市民を守るために、職責を果たしていきたい」と話す。
金丸氏は1976年に市役所に入り、環境部環境衛生課長、環境農政部環境保全課長、企画総務部参事兼行政経営課長などを経て2009年から福祉部長となった。国学院大学卒。
なお、同じく新任の教育長は4月1日に行われる教育委員会で互選により正式決定する。
副市長、教育長の人事を巡っては先月、中村副市長と金子信夫教育長の任期途中での退任が明らかとなった。
古谷市長は「2人から辞意を聞いた。慰留をしたが意思を尊重した」と説明したが、特別職が同時期に任期途中で退任する異例の事態に議会からは「不可解だ」といった声も上がっていた。
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