市役所に地デジ相談コーナー “デジサポ”が常駐
テレビの地上デジタル放送への完全移行に伴い、アナログ放送が7月24日(日)に終了する。秦野市役所には臨時相談コーナーが開設している。
市役所本庁舎1階ロビーには「地デジ臨時相談コーナー」が設けられ、総務省デジサポ神奈川の選任アドバイザーが地デジに関する全ての相談を請け負っている。同コーナーには、黄色いベストを着用したデジサポスタッフが2、3人常駐。「地デジとは?」という人から「テレビを購入したけど映らない」という人まで、1日15人ほどが相談に訪れている。同スタッフは、「期限直前になると混み合う恐れがあります。早めの相談を」と呼びかけている。
アナログ放送は7月24日(日)の正午から全チャンネルが文字放送に切り替わり、25日(月)になると同時に画面が映らなくなる。
簡易チューナーを無償給付
地デジ受信の支援として、簡易チューナーの無償給付が7月4日から始まった。対象は、公的扶助を受けている世帯、障害者がいて世帯全員が市町村民税非課税の世帯、社会福祉施設に自らテレビを持ち込んでいる世帯の中からNHKの放送受信料が全額免除となっている世帯。申込期限は7月24日(日)。証明書類が揃っていれば、同コーナーでチューナーを即日受け取れる。地デジ臨時相談コーナーは、8月26日(金)までの月〜金曜。午前9時から午後5時まで。
問合せは市役所【電話】0463(82)5111まで。
テレビの不法投棄が増加
地上デジタル放送の移行に伴い、テレビの不法投棄が増加している。秦野市では、平成20年度に54台、21年度に123台、22年度に185台と増加。今年度は6月末現在で40台が回収された。そのほとんどがブラウン管テレビという。
廃棄場所は、ひと気のない道路上、田畑、山林、河川敷など。市清掃事業所では、不法投棄常習場所の市内14カ所に監視カメラを設置して、24時間体制で監視を行っている。
テレビを廃棄する場合は、家電リサイクル法により購入店や買い替えをする店に費用を支払い引き取ってもらう。指定引取場所に自己搬入するか回収協力店に依頼する方法もある。同所では「不法投棄を見つけたら警察に通報している。これからも厳しく対処したい」と話している。
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