12月を迎え、クリスマスイルミネーションが灯り始める時期。しかし今年は例年と様子が違うようだ。
毎年遠方から訪れる人も多い緑町の御囲龍さん宅では、今年のイルミネーションを見合わせた。「震災の影響が残るなか、節電の気持ちで実施しないことに決めました」と話す。8年前からイルミネーションを続けていた御囲さん。隣接する4軒と協力して行う光の町のイルミネーションはこの時期の人気スポットだった。「ちょっと寂しいですが、来年は再開したい」と話す。
一方で、節電に配慮しながらクリスマスを盛り上げる動きもある。片町第一商店街では今年も例年通りにイルミネーションを点灯。上宿商栄会では、電力消費の少ない太陽光パネルなどを活用して実施する。さかえちょう公園では、12月4日から25日まで大道イルミネーションフェスティバルを開催。東海大学と東海大学駅前商店会協同組合では、東海大学前駅の広場で6mのイルミネーションツリーを設置する。市内商店主からは「自粛ムードばかりでも寂しい。イルミネーションが地域活性化につながれば」と話す。
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